採用の悩み

採用に手が回らない

担当者がいない職場ほど、毎回ゼロから書くのをやめ、同じ情報を使い回す仕組みが効きます。

執筆エンリク編集部更新日2026/10/14

なぜ起きるのか

採用の担当者がいない職場では、院長や社長、現場のリーダーが、本業の合間に採用を進めることになります。求人を出すたびに文章をゼロから考え、応募の連絡を確かめ、日程を合わせる。忙しい時期ほど後回しになり、「人が足りないから忙しい、忙しいから採用が進まない」という流れから抜け出せなくなります。

続かないのは、担当する人の頑張りが足りないからではありません。毎回同じ作業を一から繰り返す仕組みになっているからです。

まず確かめたいこと

  1. 職場の情報を一度まとめ、使い回す

    給与や休み、仕事内容、教え方を一か所にまとめておけば、求人票、採用ページ、面接前の案内、入社前の資料に同じ情報を使えます。直すときも、一か所を直せば済みます。

  2. 日程調整は、予約の仕組みに任せる

    空いている枠から選んでもらう形にすると、やり取りの手間がほとんどなくなります。前日のお知らせも、自動で送れるようにしておきます。

  3. 手が回らない作業だけを、外に任せる

    すべてを外に出す必要はありません。原稿の更新だけ、応募者への最初の連絡だけ、のように、時間を取られる作業から任せます。面接と採否の判断は、職場の人が行うのが基本です。

1か月の進め方

  1. 1週目職場の情報をまとめる。給与、休み、仕事内容、教え方を、箇条書きで一か所に書き出す(2時間ほど)。
  2. 2週目まとめた情報で、求人票と採用ページを直す。最近入った職員に読んでもらう。
  3. 3週目見学・面接の枠を決め、予約のリンクと受け取りの自動返信を用意する。
  4. 4週目閲覧数と応募数を見て、次に直すところを一つ決める。

書き直しの例

求人の出し方

例

いまの書き方

求人サイトごとに、毎回文章を書き直している。

書き直した例

職場の情報を一か所で直すと、求人票・採用ページ・面接前の案内にまとめて反映される。

例の数字は説明のためのものです。実際の数字に置き換えてください。

いまの求人票でチェック

  • 職場の情報(給与・休み・仕事内容・教え方)が一か所にまとまっている
  • 求人を出すたびに、文章をゼロから書いていない
  • 見学・面接の予約を、求職者が自分で取れる
  • 応募への最初の返事を、誰がいつするか決まっている
  • 時間を取られている採用の作業が、どれか分かっている

チェックが付かなかった項目から、上から順に書き足してみてください。業界別のチェックシートは、コラムのトップから受け取れます。

よくある質問

外に任せると、費用が高くなりませんか?

任せる範囲を絞れば、費用も抑えられます。原稿の更新だけ、応募者への連絡だけ、のように分けて考えます。

自分たちで続けるコツはありますか?

月に一度、決まった日に15分だけ職場の情報を見直す時間をとると、求人の内容を新しく保てます。

現場の職員に手伝ってもらうには?

求人の文章を書いてもらうより、「入る前に知りたかったこと」を一つ聞くほうが負担が少なく、良い材料が集まります。

採用をしていない時期も、何かしたほうがいいですか?

職場の情報だけは更新しておくと、次に人が必要になったとき、すぐに求人を出せます。

面接も任せられますか?

面接と採否の判断は、職場の人が行うのが基本です。外に任せるのは日程調整や連絡など準備の部分にすると、職場に合う人を選びやすくなります。

まとめ

採用に手が回らないのは、仕組みの問題です。職場の情報をまとめて使い回し、予約は仕組みに任せ、どうしても手が回らない作業だけを任せる。採用を、毎回の頑張りから、続けられる仕事に変えていきます。

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